福岡のワーク・ショップ

福岡のワーク・ショップの前日に、熊本でワーク・ショップを開く。
最初の時間は子供達が多いそうだ。
私は、基本的に子供達に教えたことはない。
別段苦手なのではないが、子供達の可能性の為に、ということを考えると一歩踏み出せないだけだ。
可能性を広げる、あるいは、可能性を期待できる子供作りに、何が一番適しているのかを考えるからだ。
もちろん、一つ一つのことは、いくらでも指導できるが、指導は同時に子供に植え付けられる考え方でもあるのだ。
だから、より高度で考えるものでなければいけないし、正解が一つしかないものは駄目だ。
と考える。
私自身、学校で先生の言うことすら聞いていなかったから、自分で考え自分で答えを出す、ということが習慣化されたという体験がある。
そこが基本になるから、指導ということは考えられないのだ。
先生になれる人は、先生に教わった体験を持つ人だ。
私は残念ながら、それは皆無だ。
先日は「俺は、先生をやっているか?やっていないやろ」と明鏡塾の受講生と笑いあった。
「そうですね、日野さんですよね」と、納得していた。
だから、熊本で子供達と接するのが楽しみでもあるのだ。
私がどんな反応をするのか、私が一番楽しみなのだ。

Follow me!