特養を終え、ワーク・ショップ

大阪の稽古を終え1泊。
明くる日の昼前から打合せと特養の研修。
午後8時に解散し、仕事を一つ終わらせ深夜バスへ。
土砂降りの中深夜バス乗り場へ。
朝新宿に着き、そのまま新木場のワーク・ショップ会場へ。
特養の研修は、次の展開を考えて、少しだけきつい目になった。
介護職他のスタッフが考えている介護と、こちらが考えている介護の隔たりを埋めるためだ。
「仕事は冗談ではない」そんな話をしたが、当然それを効く人の頭には、「ふ〜ん、冗談では無いのか、もちろん、私も冗談だとは思っていない」となっているだろう。
こういった食い違いが問題なのだ。
こちらから見れば冗談に見えるのだが、やっている本人は真剣だという。
こういったことは、今日からの東京ワーク・ショップでも、質問があったので答えた。
稽古は、本番よりも真剣に、でないと使えないから。
ということだ。
それは、ここしばらくメディアで売り出している、アスリートの武井選手の言葉が適切だ。
学生たちに「君らは、練習の時自己新記録を出そうと思ってやっているか。毎日自己新を狙っているか」と言ったそれだ。これはアスリートにとっては分かりやすいことだが、そうではない、一般の人にとってはどういうことだろう?それを考えるのが「自分」だ。
「それはどういうことですか?」どうして聞くんや。自分で答えを探して出せ!自分の人生なのだから。
その違いも分からないのでは、もはやその人をなんと呼べばよいの分からなくなる。
前に小学校で講座を頼まれた時、6年生の子供たちを相手に話をした。
出た質問に対して、同じ答えを返した。
「君が持った問題だから、君が1年かかっても5年かかっても出さなければダメだ」と。
私の答えをきいても、全く意味がないのだ。
私は君ではなく、他人だからだ。
明日は2日目。
ゆっくり休んで、思い切りやろう。
数名の空きがあるから、飛び込みも行けますよ。
http://hinobudo.wixsite.com/workshop/workshop-1

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