成長に年齢は無い

東京ワーク・ショップは6月2.3.4.5日です
http://hinobudo.wixsite.com/workshop/workshop-1
自分の年令の半分以下、あるいは、孫のような年齢の若者が成長していく姿を見るのは、殊のほか喜びがあるものだ。
もちろん、そこには在りし日の自分を見たり、あるいは、それを超えている姿を見るからだ。
もちろん、全く異なった経路を通って成長している場合もある。
ここで言う成長とは、知識が増えることではない。
また、最もらしい言葉を並べられるようになるのではない。
まずは自意識の成長だ。
ガキが大人へと、という段階だ。
これには思考の幅が必要になる。
思考の幅は、どれだけ自分が行き詰まったか、が決定する。
行き詰まった時、それを打開する為に「逃げる」あるいは「深く考える」という二者択一が目の前に現れる。
逃げるのも良いが、それでは自意識は成長しない。
葛藤が無いからだ。
深く考えるを選択すると、それこそ現在の自分の知識や思考法を超えなければならないから、脳ミソから血が出るほど考えなければならない。
という矛盾を突破しなければならないのだ。
そして、もう一つの成長は、こころの葛藤を超える事で培われるこころの強さだ。
このこころの強さにも思考が付いてくる。
思考がこころと連関しなければ、こころの強さはハッタリになるからだ。
そんな成長をする若者は気持ちが良い。
しかし、これは若者に限ったことではない。
それを「明鏡塾」では体感させてくれる。
5期が始まっているが、恐ろしく素晴らしい人、つまり、素直な人が集まってくれているのだ。
年齢幅は20代半ばから50代までに渡る。
その人達が、それぞれの感覚と正面から対峙し、自分を知っていく。
そして笑う。
本当に自分と対面し、比較するものがある時、人は何故か笑ってしまうのだ。

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