ブリュッセルも寒いで
ブリュッセルもブレストに負けずに寒い。
ダウンを着ている人もまだまだいる。
若い人達の中には半袖もいるが、大方は冬物のコートだ。
昨日のブリュッセルにはamyがクラシックバレエの生徒を連れて来てくれた。
その生徒は、昨年のプロジェクトでも受講してくれていた。
その時も終わってから「大変興味深いでした」と言っていた。
ブリュッセルで私のワークショップが有るとamyから聞いたので、受講しにブリュッセルまで来てくれたのだ。
ドイツから車で7時間かけて来てくれた彼は、私の動画を全部見ているという。
身長が約190㎝もあるので、腕力だけで十分にしのげる。
その意味では「技」は必要ではないだろうに。
しかし、あくまでも「技」に拘り、私のヨーロッパでのワークショップを見つけては受講してくれる。
何時も初受講の人がいると、「全身を使う事を教えています」という。
しかし、よく考えるとたった2時間30分や、2日で5時間のワークショップでは、中々全身を使うというところまでワークが進まない。
そこで逆順的に、全身の連動から始めてみた。
もちろん、出来る筈もないのだが、どんなものかを先に知ることが、後々役に立つだろうと考えたからだ。
ドイツからの青年や、amy達は知っているので、直ぐに取り組みだす。
初挑戦の人には、「まずは形から」と形を覚えて貰った。
そこから胸骨操作や肘に入り、少し武道の技的な挑戦をした。
Amyとのクラシックバレエの教則本を作るプロジェクト動画の編集が難しいと相談を受けた。
そりゃそうだ、4週間かけと撮っているビデオ出し、全てが要素のようなものだ。
だから何をカットすれば良いのかが分からなくなるのだ。
その経験は私にもある。
あれもこれも残して置きたくなるのだ。
そうなると、途方もなく長い作品になって、初めて接する人には、やっかいなものになるのだ。
だから、「何を見せたいのか」を決める必要があるのだ。
そんな話を朝からじっくりした。
今日は、後数時間で稽古だ。
この道場は、ほんとに美しい。
個人の建物だそうだが、よく行き届いたスペースだ。
ヨガやピラティス他、多くの団体が借りているそうだ。
明日はパリに帰る。
大阪ワーク・ショップは5月5.6.7.8日、東京ワーク・ショップは6月2.3.4.5日です
http://hinobudo.wixsite.com/workshop/