(無題)
「武禅」の日は暖かくなるという。
折角の行が、寒くなり過ぎると道場で出来なくなる。
是非、暖かくなって欲しいものだ。
私のワークショップにしろ、教室にしろ、二人組でワークをすることが多い。
二人とか三人。
多い時は、その時の参加者全員が一つのグループになる。
誰と組むかは運だ。
あるいは、選別できるセンスが必要だ。
とはいっても、センスがあっても、それを行動出来なければセンスが無いのと同じだ。
どんな場合でも、関係性の稽古をしていくのだが、残念ながらその関係性を「頭の中で自己完結する」人が多い。
もしくは、理解で終わる人も多い。
関係性を学んでも、自己完結するのなら、全く意味がない。
自己完結しない為には、行動を取るしかない。
それを自分の強制しなければ、実際として関係を築ける自分にはならない。
組になった時、単純に自分の意見を相手に押し付ける人がいる。
アドバイスは必要なのだが、アドバイスにならずに単に自分を押し付ける人だ。
つまり、共同作業が出来ない人だ。
だから関係性を持てないのだが。
それは、自分が相手に対して、また、場に対してどういう態度になっているのかを知らないからだ。
人から見た自分、まさに、それが「武禅」のテーマの一つでもあるのだが、完全にそこを見失う人の事だ。
だから「武禅」に参加している、と言えば筋は通るが、そういう人は、他人の話は聞けないのだ。
そして、そんな自分が問題だとは気づいていないのだ。
もっとざっくりと「関係性が築けない」と思っているだけだ。
思っているということと、考えているということの違いだ。
大阪ワーク・ショップは5月5.6.7.8日です
http://hinobudo.wixsite.com/workshop/workshop