明朝パリへ

いよいよ、2017の幕が開いた。
皆はお仕事が会社関係なので、3日とか4日5日がスタートだと思う。
私の場合は、個人の動きだから、どうとでもなる。
明日、羽田からパリに発つ。
その前に「明鏡塾」があったが、武道としては明日からだ。
アリビとボルドー、そしてパリだ。
パリ以外の二つの都市は、昨年に行った。
余りの受講者の多さに「みんなどうしたの?」と質問したくらいだ。
そして、熱心に学んでくれた。
外国では「出来る・出来ない」は重要なポイントにはならない。
年に1回、あるいは2回あるくらいだからだ。
パリは3回とか4回あるので、少し雰囲気は変る。
しかし、「出来る・出来ない」は文字通りのものではない。
何をしているのか、何をしようとしたのか、何が出来たのか、何ができなかったのか。
これらが大事なのだ。
その事に響いてくれるのはパリの受講生達だ。
いわゆる中身が大事という中身だ。
そこに着目してくれる人がいるというのは、やはり都会だからかもしれない。
先日、アメリカから来日し、お会いした中国拳法の師フィリップさんが、「その昔(50数年前)、師から『肘は大事だ、天を引きずり下ろす力がある』という教を受けたが何のことやら分からなかったが、日野さんの動きや話を聞き、その事が解明できそうです」と嬉しそうに語ってくれた。
そこを教えているので、ジャンルの垣根が無いのだ。
パリにはこういった人達が多い。
だから、稽古が楽しいのだ。

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