これって魔法？？

昨日は「明鏡塾」4期生の4回目のセミナーだった。
レピーターも混じっていたので、昨日は余計に深いところまでいった。
途中でWORKをせずに、それこそフリーズしていた受講者がいた。
終わってから、どうしてフリーズしていたのかをきいた。
彼は「どう取り組んだら良いのかが分からなかったから」と言った。
もちろん、そうだろう。
彼にとって初めてのWORKだからだ。
しかし、それは彼にとってだけ初めてなのではなく、受講者全員にとって初めてのものだ。
という客観的視点を、フリーズした時に持てない事が、フリーズの原因でもある。
その彼に対して、「それは理解できるよ、でもな、全員取り組んでいたやろ。全員理解できているから取り組んでいたのではなく、その逆の『理解できないから取り組んでいた』んやで、理解できることなら取り組む必要はないやろ。理解できているのだったら、それは出来ることだから」と話した。
どんなことでも、実際に取り組むことに価値がある。
取り組むというのは、自分の持っている全ての能力を活用するからだ。
そして、それでも出来ないから、それ以上に頭をフル回転させるのだ。
だから、前に進むのだ。
決して理解できるから前に進むのではない。
その意味で「無理をする」必要があるのだ。
会話ということの深さ、つまり、その事が人の能力まで左右させてしまう力がある、ということの検証での一コマだった。
おそらく、全員が出来た。
「これって魔法？」と興奮して叫んでいた受講生もいた。
そうではない。
人という生物に対しての認識が余りにも浅いから、理解できないのだ。
俗に言う潜在能力でもない。
相手に対する意志の方向性が定まった時、そして、それを受信する集中度が高まった時、という相互の条件が満たされれば起こる現象なのだ。
「ちゃんと話す」「ちゃんと聞く」このやりとりを、施術者と患者間で行われることで、患者さんの回復力が驚異的に良くなる。
その為のWORKの一つだった。
しかし、「武禅」では普通の事なのだが、初めて体験する人には「？？？？？」だった。
1月29日は「明鏡塾」の体験セミナーです。
医療従事者の方は一度のぞきに来て下さい。
http://meikyojyuku.com/

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