大阪ワークショップ

道場面積150㎡、天井は切妻で最高が2階の屋根程度ある。
新品の畳、壁には何もかかっていない。
何もないのが、得体の知れない雰囲気を出さないから気分が良い。
受講者は少なくとも50人以上いただろう。
近隣から、アムステルダムからもパリからも見知った顔があった。
ブリュッセルから高速を飛ばして1時間30分。
稽古は、投げの返しや、丈を使っての体捌き等々、3時間タップリ楽しい汗を流した。
今日は、ブリュッセルの何時もの会場だ…と思う。
ここも見知った顔が並ぶ筈だ。
昨日は、道中往復寝たおかげで、4時間ほどは眠れた。
今日は、武道系以外の人も沢山来るそうだ。
そうなるとまず「胸骨操作」からだ。
何時ものブリュッセルは、平日の夜だからある程度受講する人は限られる。
その意味でも、ワークショップも同じだ。
平日に動ける人、日曜日や祝日以外は駄目な人。
色々いる。ただ、
東京のワークショップは、岡山や福岡とは違ってバラバラだ。
こちらとしては、休日が多い方が人が集まると思って、その日をめがけて組むと、平日の方が多かったりする。
何も読めないのだ。
ワークショップは水物だ。
それは教室にも言える。
こちらの設定通りには人は動いてはくれないのだ。
大阪でワークショップを決めたのは、京都で何時も使わせてもらっている会場の経営が変わり、連続3日以上は駄目だということになったからだ。
もちろん、3日でも良いのだが、同じするなら長い方が良いだろうという、こちらの一夫的な考え方から、では他の場所にしようと大阪にしたのだ。
また、大阪は、神戸と京都の中間地点だから、どちらの人も来やすいだろうと思う。
これも、こっちの勝手な考え方だ。
場所にしろ、日程にしろ、全部こちらの都合だから、水物になって当然だ。
著作「考えるな、体にきけ」が発売されてから二度目のワークショップになる。
今後、ワークショップは、この「考えるな、体にきけ」をベースにやっていこうと思っている。
ワークショップの本を書いてやろうと思って、何年になることか。
この本を契機に、書きだそうと思っている。
「考えるな、体にきけ」は、2/3はフィジカルなことを書いている。
もちろん、稽古をどう考えなければいけないのかも、テーマの一つだから、それにも具体的に触れている。
しかし、実はその「稽古とは」という事が、人生全般、あるいは、稽古全般に関わることだ。
そこをテーマに、とは言っても書いている最中に、自動的に軌道修正されることが多々ある。
その意味で、自分自身をも管理できないのだ。
「考えるな、体にきけ」は、胸骨操作から、肘、そして連動と並べている。
文字であらわしているし、ワークショップや教室での説明のように消えてはいかない。
その本があれば自習できる。
もちろん、今日も「胸骨操作」から入る。
大阪ワークショップは9月22,23,24,25日です。
https://www.hino-budo.com/workshop-schedule1.html

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