Paris2日目終了
パリも明日が終わり。
今日は面白い事があった。
空手の先生が7歳の子供を連れて来た。
もちろん、子供は一人でレゴを使って遊んでいた。
その先生が子供にもやらせて良いか、と聞くので、もちろん、いいよ、と答えた。
やっているのは「突合」だ。
相手の無意識反射を誘い、自分の体重を相手にかける。
と言葉にすればややこしいが、実際的には感覚だけが大事だ。
私が子供にコツを教えると、見様見真似でその通りする。
そうすると、お父さんを転がしてしまった。
もちろん、強いか弱いかという話ではない。
技術だから、それをその通りすると、つまり、条件を満たせれば出来るということだ。
子供は条件を満たせて、大人たちは条件を満たせないのは何故か。
その7歳の子供を、色々大きな人に腕を握らせて見た。
ほとんどの人は転んだ。
身体を使う、ということの見本のようなものだ。
「指先が動きをリードする」もやった。
しかし、殆どの人が出来ない。
それは、日頃の自分たちのやっているジャンルの事で考えるからだ。
そして、相手を倒そう、あるいは突くという意識が働くからだ。
これは15歳の女の子が、大変面白いアイディアを出し完成させた。
もちろん、だから偉いというものではないが、ただやみくもに続けるのではなく、「どうすれば」を考える力があるのが素晴らしいのだ。
これからみんなで夕食だ。
お昼はカレーを食べたので、余りお腹が空いていない。