Balletの為の関係性

今日から2週間、Classicballetでの関係性を、どう訓練すればよいのかのワークをする。
そのように見える、というレベルから、本当に関係性が体感できるというレベルへの発展だ。
本当に体感ということになると、完全に空気が変わる。
当然、その事が観客に伝わる。
見えるのではなく、観客にも体感として伝わるということだ。
本来、それでなくてはならない筈なのだが、そこには物語や役としての状況があり、それが観客に対して「そのように見える」を誘発させているので、「本当に」という突っ込みを、それぞれのダンサーがしなくても良いようになっているのだ。
もちろん「本当に」が偶然起こることもある。
もちろん、再現性は無い。
しかし、本当に起こった時の舞台は良い舞台だ。
その良い舞台を、再現性のあるものにしていこうというものだ。
これは、2005年にフォーサイスカンパニーでのワークショップから始めたものだ。
もちろん、日本でもダンサー達の為にワークショップとショウケースという形で、7年くらい続けて来た。
しかし、それが一向に芽が育たなかった。
ところが、海外ではフォーサイスカンパニーのダンサーを中心として、それぞれがその芽を育てていてくれた。
その一つが、昨年からプロジェクトとして行っているballetの為の教則本作り、というワークショップだ。
直ぐに出来る事ではないが、少なくともそれぞれのダンサーの大きなヒントになれば良いと思っている。
今回は、沖縄からユキミ先生やカノンちゃんあゆみちゃんも見学に来るので、大きなお土産になればと思う。
そろそろ寝よう。

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