今からパリへ
今日は今からパリに飛ぶ。
これくらい頻繁にパリに行くと、東京から大阪へ行くのと変わらない感覚になってしまう。
それが良いのか悪いのかは知らないし興味もないが、人に備わる慣れるという武器を有り難く思う。
と同時に、慣れることで緊張感が無くなる怖さもある。
もちろん、それはこのように海外に行くことではない。
日常の全てだ。
「慣れ」というのは、行動の殆どのことを無意識という領域が行っているということだ。
いわゆる身に付いたのだ。
その意味で言えば、人は身に付いている事で生活や仕事をしており、普段の日常であれば、何も意識すること無く、考える事無く1日を過ごす事ができる。
精々、枝葉末節を変えればすむ。
それに慣れると、何かが起こると慌てふためくことになる。
何かが起こり、それに対処する、という元々の能力は内蔵されている筈なのだが、慣れに慣れるとそれを妨げる。
パターン化しても良いことと、悪いこと。
そこを見極めていなければ、自分に備わる能力に混乱させられることになる。
その意味では、私には日々の刺激が必要だし、刺激が好きだ。
壁にぶち当たるのが面白い。
そんな時に、初めて「自分」が顔をのぞかせるからだ。