まさに秋は芸術のシーズン

屋根の修理をしようにも、天候が定まらない。
そうこうする内に秋に入ってしまった。
10月はダンス月とでも言おうか。
前半2週間はカナダ・ケベックにあるダンスCompany、これはシルクドソレイユ等に出演しているダンサー達だ。
後半2週間はアムステルダムでクラシック・バレエの基礎練習の見直しワーク、その足で11月はスイス・ジュネーブのダンススタジオでのワークショップと続く。
アムステルダムでは役者の武田さん、スイスでは日本人ダンサーの悠ちゃんが通訳をしてくれる。
彼女達は私のワークを理解してくれているから、きっと良い通訳をしてくれるだろう。
外国でのワークショップは、通訳次第ということもある。
もちろん、身体を動かすことだから、ForsythCompanyのように長年行っているところでは余り必要はない。
しかし、初めての人達とは言葉が重要だ。
それは、日本のワークショップでも同じで、初めての人が沢山集まっていると、やはり言葉が重要な鍵となる。
ただ、時間に限りがあるので、実技に重きを置いてしまう。
その事が混乱させる事になるかもしれないが、理解してくれている人の参加で、そこを切り抜けるようにしている。
ベルリンで今秋誕生したダンスカンパニーからもオファーがあったが、そんなビチビチのスケジュールだから、断るほかはなく、次の機会に回してもらった。
外国で私の身体理論を紹介して10年。
「いくら新しい動きをやっても、その根本の身体を動かすのはクセでしか無い」という一語が、ForsythCompanyでのワークショップで衝撃を与えた事を思い出す。
しかし、ヨーロッパでのワークショップは楽しい。
それは、こうした衝撃的な言葉、つまり、波風を立てると必ず波が起こることだ。
そんな柔軟な思考と出会うのが楽しいのだ。
東京でのワークショップは、場所が狭く定員制にしました。
https://www.hino-budo.com/workshop-schedule1.htm
明鏡塾のお申込みは締め切りに近づいてきました。

http://realcontact.jimdo.com/

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