関係という力

明日は「明鏡塾」第一期生の最後の講座になる。
「触れる」ということをベースに、言葉、見る、聞く、そして具体的に身体に触れる、と展開した。
「触れられていません・身体がありません」等々、知らない人が聞いたら「何のこと?」という言葉が飛び交うようになった。
それは、それだけ感性が鋭くなっているのだ。
だから、色々な差異が分かるのだ。
結果「そうとしか言えない」言葉になる。
それだけ鋭くなれば、一般的には大成功だ。
その事が分かるということは、自分自身がそうではない自分になっていく、ということだからでもある。
では触れているとはどういうことだろう。
身体がある、というのはどういうことだろう。
そんな哲学的な感性を育てていく。
一見、治療とは関係が無いように見えるし思う人もいるだろうが、結果それは、人との関係性の本質に近づくことになる。
つまりそれは、医療関係者側と患者側との目に見えない溝を、自然に埋めてしまうことになるのだ。
関係性とは言葉をどう使うか、ではない。
どう触れるかでもない。
正に自分という人が相手という人に触れることなのだ。
ここを目指し、山を登って行くことが、患者さん側の安心を自然と掴む、結果回復や復帰、あるいは医師の治療効果が現れ易くなるのだ。
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少数講習ですので、定員にならない内にお申込み下さい。
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