パリ

午後4時前、トランクを取り外に出た。
レオさんの顔が見え、何時ものことだが一安心。
一服吸ってからホテルへ。
今回はモンマルトルの近く、ムーラン・ルージュが5分ほどの通りにとってくれていた。
夕方7時から夕食に行くから、それまではこれも何時ものようにスーパー探し。
水と寝るためのビール、クッキーを買って部屋に戻ると、7時前になっていた。
夏時間に合わせたかのように、夜の帳が遅い。
何だか時間がゆったりと流れているようだ。
ワインを飲み、丁度良い具合にもなった。
これで朝まで眠れたら最高なのだが。
まあ、5時過ぎまで眠れたから、良しとしよう。
今日の稽古は夜からだから、それまではモンマルトル界隈の散歩だ。
明日は何時も使う道場がストで突然使えなくなったそうだ。
レオさんが「どうして連絡してくれなかったのか、困るじゃないか」というと「当たり前だ、ストは困らすことに意味があるから突然だ」と言い返されたそうだ。
これがフランスだ。
しかし、パリでは100名ほどの受講者がいるから、全員に電話で変更を伝えるのが大変だったそうだ。
何でもボンにあるダンスカンパニーやダンスの学校が、私のワークを受けたいといっているそうだ。
詳しい話は今日聞ける。
ココに来て、ダンス関係のワークショップが増えるとは。どうも世間の時間は、私の時間とはずれているようだ。
だから世間の時間に合わせるのが大変だ。
ま、仕方がない。

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