場が気分を変える

京都のワークショップに参加して頂いたみなさん、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。
何か一つでも宿題を持って帰って頂いていたら嬉しいです。
来年、その成果を是非聞かせて下さい。
京都のワークショップを終え、家に戻った。
あっという間の時間だった。
ほんとに、場所というのは不思議だ。
場所が変わると気分も変わる。
だから、ワークショップモードが、新幹線に乗り移動したら、途端に気分が変わる。
もちろん、場とはそこに集まる人達が作り出す空間の事である。
場が成熟するという。
場は同じでも参加する人達は毎回変わる。
その場も、色々な人の出入りがあり、同じ空気感になることなどない筈だ。
場ということで言うと、大阪教室や東京教室は、色々な事情があり引っ越しを繰り返している。
特に大阪の教室の場所は定着しない。
もちろん、そのまま使っていれば使えるのだが、場に対する違和感が起こり、やむなく引っ越しする事の方が多い。
もちろん、その正体は分からないが、違和感があるのだ。
公の、例えば体育館を使っていた時は、突然システムが変わり、毎週使えるとは限らなくなってしまった。
それで、ジプシーが始まったのだ。
場が成熟するという実際は、熊野の道場で体験している。
「武禅」が93回を数え、次は7月の94回だ。
場の成熟というのは、難しい事が出来る人が登場すると、次々と突然出来る人が生まれる。
そういう現象の事である。
そこには人が関わっているのだが、場も当然関わっているということだ。それは、例えば神社仏閣の類も、場が出来て来るというのもあるし、場が有り、人がそれに影響されるというのもある。
そんな「場」という得体のしれないもの、という視点も面白いのだ。

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