冬のフランクフルト

機内から見るフランクフルトの空は、どんよりとして雪のような感じで寒そうだ。
この時期にフランクフルトへは来たことが無い。
何時もは4月か5月のメッセがある時期で、ホテルが超満員の時だ。
この時は、ホテルの値段が倍にも三倍にも跳ね上がる。
今回の宿泊はアパートで、しかも安藤洋子さんのアパートの真裏だった。
ファブリズの迎えを待つが、ボケた頭は回転しない。
しばらく行き交う人を眺め、行き慣れたパリとは違う雰囲気に浸った。
ファブリズが到着し、再会を共に喜んだ。
タクシーを飛ばし宿舎のアパートへ直行。
夕飯はベトナム料理だ。
安藤さんも合流し、明日からのワークショップの打ち合わせをした。
シリルもティルマンも参加するという。
アンデルはNDTのコーチになっているから、相当悔しがっていたとファブリズが笑っていた。
彼らは皆オフになった時は、カンパニーに呼ばれたり独自のワークショップを開いている。
そこでは、私のワークを展開しているから、ヨーロッパでは「胸骨」や「意識」という言葉は、ダンサー達に定着している。
そんな彼らから、もう少し深いところを教えて欲しいとの要望もある。
「いくらでも教えるから、どんどん質問しろよ」とファブリズに言っておいた。
10時過ぎ部屋に帰る。
アパートにはバスがあるから、それだけで満足だ。
私のリクエストに応えてくれたのだ。
まずバスに浸かり、身体を温めて寝よう。
寝、明日は10時30分過ぎ安藤さんが迎えに来てくれる。
あかん!時差ボケ、朝5時に起きてしまった!!

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