パリで寿司
あっという間にパリは終わった。
「週末はマルセイユへ行くからね」と、10人くらいとその声で別れた。
パリ警察の生徒は、「どうしてもワークに出たいから、緊急時は電話を鳴らせ」ということで許可を取り参加してくれていた。
彼らは家族を狙われているから、そちらにも注意を向けなければいけないので大変だ。
しかし、警官の奥さん、家族というのは、そういった危機管理は当たり前の事だそうだ。
だから、彼の奥さんも十分理解していて、日々注意しているという。
朝は手の握られているところを感じ、そこを辿る。
から始まり、足使いから体重移動で倒す。
打撃系の為に、そこに三角を組み込んだ組み手で遊んだ。
昼からは、体育館に暖房が入らなく寒い。で暴れられる稽古をしようということで、座った状態からの、突きの攻撃に対しての足捌きだ。
挙句の果ては胴締めや聴剄へと進んだ。
夜の食事は、バンドーム広場の近くにある寿司屋へいった。
そこにはシャネルのトップのデザイナーが来ていた。
高級寿司なのだろう。
しかし、この地区はパリらしくない。
というのは、ピカピカの高級自動車が沢山止まっているからだ。
ほこりまみれで、ボコボコの車がパリには似合っている。
昨日は、食事を終えホテルに戻ると、急に睡魔に襲われたので、そのまま寝た。
今日の朝は7時前まで目が醒めなかったので、今日は快調だ。
午後から列車でフランス西部のブレストへ。