連休の3日間は缶詰で

雨の中、秋の「武禅」が始まる。
今回も沖縄から参加者がいる。
遠方はダントツでカナダだ。
それ以外では関東方面の人が多いかな。
「思わずに」行動する。
人が足踏み状態になるのは、「思う」からだ。
思うのではなく「考える」であれば、足踏みは起こらない。
その違いは、考えるというのは、物事を整理したり解決したり、という意識の行動だ。
しかし、思うだけでは、その行動は起こらない。
もちろん、この思うと考えるの選り分けは難しい。
全部一つの脳がやっていることだからだ。
自分が何も行動していなければ、それは「思う」だけだという判断が必要なのだ。
「だから、どうするんや」と、自分を突っ込む必要がある。
そこで、問題を解決させる為の頭を回転させなければならない。
考えるということでも、そこには材料が必要だ。
手持ちの材料、つまり、知識や体験が少なければ、その数少ない知識や体験を、掘り下げるという別の角度が必要なのだ。
それは、物事の本質を見極める為の物だからだ。
もうそろそろバスは42号線を南下している頃だ。
参加者は一様に、道場が近づくと緊張の度が増すという。
そんな緊張感を持てるのは、人生でさほど無いだろう。
「武禅」という場では、全員をフラットな扱いをする。
対等なのだ。
お互いがアドバイスを言い、それを聞き実行する。
そのアドバイスが間違っているかもしれない。
それでも良いのだ。
相手が自分の言葉で間違った事をしたことが分かれば、即座に修正すれば良いだけだ。
そんなスピード感のある頭を作り上げるのも目的の一つだ。

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