ワークショップが終わり
岡山ワークショップ
9月21.22.23日
http://workshop.digiweb.jp/
終電間際に打ち上げ終了。
「飲み放題で一人1000円」という呼び込みに釣られて2次会へ。
最終日は、この打ち上げの為に2コマしかない。
毎年の事だ。
前日のただの食事会で、役者の一人と話した。
稽古やその他諸々の事で、耐えられなくなり吐きそうになる時がある、とのことだった。
その言葉を聞いていて気づいた事がある。
それは、自分の選んだ事。
この場合なら「役者」を選んでいることだ。
その選んだ役者の「基準」を、自分に置いており、自分の外にない事だ。
自分の中の基準、つまり、自分なりの基準であるなら、何が成長して何が成長していないのか、あるいは、どういう風にならなければいけないのか、という様々なビジョンが全く見えないということになる。
もちろん、そういう具合には考えてはいないので、一体なんの話か理解できないようだった。
基準が外にあると、自分の事がよく見える。
単純に言えば、具体的に目指すイメージではなく、目指す人であったり、モノであったり、技術であったりということだ。
それでなければ、自分の現在も未来も見えない。
自分の基準に適さない事、適さないモノや技術に出くわすと、慌てるしかない。
そしてそのことに苦痛を感じるのだ。
自分だけの、自分勝手な基準とは、そういった危険性をはらんでいるということだ。
ワークショップを受講していた医師が感想文を書いていたので、ワークショップの様子がよく分かるのでそれを貼り付ける。
「日野晃先生のWSに参加して、昨日から仕事に復帰した。
でも、気持ちはWSのままで、昨日は完全に仕事に身が入らなかった。
意識の切り替え、ダメじゃん、、、
今回は自分の中にテーマがあった。
「煮詰まる自分とどう勝負するか」だ。
煮詰まる。どうしていいかわからない。途方に暮れる。
WSの後半は必ずこうなる。
色々なものがシビアになると嘘はばれてしまう。
今までよかったものがダメになってしまう。
そんな中で身動きが取れない状態になるのではなく、フッと全く違う視点からアプローチすることができる自分になる。
そんな目標があった。
だから、4日目なんてたまらなかった。
今日で終わりだという焦りと出来ないことがどんどん溜まってくる焦り。
昔の自分は、普通に落ち込んでいたと思う。
どうすれば良いんだろうと。
でも、今回は目標が明確にあったため、追い詰められてくると、ワクワクが止まらなかった。
どこまで自分は煮詰まった状況を打破出来るだろう。
数年前の自分と違う自分になれているのか。
昨日の自分に勝てるのか。
そんな戦いを一人でしていた。
どよーんとした雰囲気の中、一人でニヤニヤしていた。変人だったと思う。
練習の中で、自分のアプローチをどんどん変えて行った。
こんなことしたら先生の怒られるんじゃないか?と思いながら、「STOP!!」の時に悲鳴をあげてみた。
相手と関係するのに、必死にSTOPということと、キャー!と悲鳴をあげることに違いはあるのか。
言葉を使ったほうが頭が働いてしまうんではないか。
赤ん坊になってやれ!
流石にここまでは考えていなかったがやってみた。
キャーーーー、、、ビックリして相手は止まっていた。
もう笑いが止まらなかった。
自分が考えている正しい方法よりも、思いつきでやった方がうまく行っている。
真剣にアホになった方がいい。
そう思った。
自分が、馬鹿じゃないの?と思っていることは本当に馬鹿なことなのか。
それこそ今までの経験で頭が作り出しているだけではないのか。
そこは真面目に検証して行く必要がある。
本当に馬鹿なことをしていたら、、、本当に酷かったら、多分先生が何か言ってくださるだろう。
何しとんねん、ええ加減にせいよって。
やはり、先生には釘を刺された。「ビックリさせるわけじゃない」ありがたい。
きちんと指導してもらえるって、本当に幸せだ。
こんなにシビアなことをきちんと指摘していただけることって、社会生活で他にはないと思う。
今回のWSは、自分の中で新たにつかんだ感覚が沢山あった。
それは、僕一人では獲得出来なかった。
一緒に練習した参加者の方々のおかげで、色んな事に気づくことが出来ました。
一緒に練習してくださった皆様、本当にありがとうございました。
特に、一緒に頑張ったPTの尾森君、あの握手を超える握手を次あったらしよう!
お互い頑張ろう!!
日野先生、和子先生、今回もWS大変勉強になりました。
ありがとうございました。
今回のWSでの気付きを、明日からの日常で検証して行きたいと思います。
長文お付き合い頂きありがとうございました。
よしッ、ただいま!
やっと日常に戻ってきた!」
昨年に続き、二度目になる大阪での講演会です。
「人生を生き抜く智慧・達人の真髄はコロンブスの卵だ」
笑いますよ!
昨年は、直ぐに定員になってしまいました。お早めに申し込んで下さい。
10月26日
http://ilt.jp/extra01/entry.html