青年団の松田さんと

東京ワークショップ
9月12.13.14.15.16日

https://www.hino-budo.com/2014TokyoWS.htm
夜の会場はパリ市内だ。
市内だけあって50数名の参加者がいた。
もちろん、初めての人もいたので、またまた胸骨操作から。
そして腕から背中へのストレッチで、肘までを強烈に伸ばす。
その背中と繋がった腕だから相手に体重が伝わる。
会場で「こんにちは」と声をかけられビックリ。
日本の方も参加してくれていた。
肘の使い方や、意識の拡散。
ディビットが私の片腕を後ろ手にねじり、クリスチャンがもう片方の腕を普通にねじる。
まえからタンギが胸倉を捕まえ、それぞれを動かさずに倒していく。
つまり、意識を3方向のそれぞれに向け、動作を管理するという、難度の高い稽古だ。
こういったところまで、意識をコントロール出来るように稽古を重ねる。
結局は何時も書いているように、自分の限界を決めているのは自分の頭だ。
頭、つまり、判断としては「無理だ」とか「これ以上は」と自分に囁く。
その囁きには説得力があるからつられてしまうのだ。
やらない理由が身体を支配するから出来ないだけだ。
そういう説明をした。
ワークショップが終わりかけの時、数日後にパリ公演がある青年団の松田さんが顔を見せてくれた。
征矢さんも一緒だ。
征矢さんとは数年ぶりの再会だ。
松田さんは周りの人に、
「私は日野先生の追っかけだから、今回パリで会ったのは偶然ではないよ」
というような話をしていた。
昨年の「表現塾」での即興芝居への駄目だしの話で盛り上がった。
自分のやれる範囲の事をしていたら、伸びしろが無くなる。
そこをもっともっと冒険しようという結論だ。
今日は、リハーサルがオフだから、松田さんも征矢さんもワークショップに来る。
そういえば、ブリュッセルでビックリすることがあった。
金曜日の午前中ホテルの周辺を散歩をしていた。
それこそボーっとして歩いていた。
すると横の道から背の高い若者が近づいてくるのが分かった。
明らかに、私を目指している。
きちんとした身なりではないのが分かったので、少し目が覚めた。
「すみません、日野先生ではありませんか?」
「…はい、日野ですが」
「私は……」と話し出したのだ。
youtubeの動画やフランスの雑誌の記事で、私の事を知ったのだそうだ。
まさかブリュッセルの街で声をかけられるとは…。
もう直ぐ9時。
レオさんが迎えに来る。
ワークショップの最終日だ。
そして帰国すれば東京ワークショップだ。
岡山ワークショップ
9月21.22.23日

http://workshop.digiweb.jp/
昨年に続き、二度目になる大阪での講演会です。
「人生を生き抜く智慧・達人の真髄はコロンブスの卵だ」
笑いますよ!
昨年は、直ぐに定員になってしまいました。お早めに申し込んで下さい。
10月26日

http://ilt.jp/extra01/entry.html

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