秋の香りが身体に触れた
東京ワークショップ
9月12.13.14.15.16日
https://www.hino-budo.com/2014TokyoWS.htm
外に出ると秋の匂いが身体に触れた。
秋→冬は直ぐにやってくるのが山。
毎年行っている15日の声明だが、今年は最初から何時もと違っていた。
何がどうとは言えないが。
声明が始まると、いきなり最悪の状態だった。
力んだ声が全てを壊した。
しばらくして、それは治まった。
という波の繰り返しだ。
「何やこれ?」という感じだ。
天井から、それこそ天使の声が降ってくるかと思えば、それがかき消される。
疲れた。
合宿の写真の整理や、その前の沖縄・福岡のワークショップの整理、京都や1月のパリの整理。今年は何も出来ていない。
それ程忙しかったのか、整理をする体力や気力が無くなっているのか。
そういえば、体力ということで今月初めに来たフランス人から、「何かトレーニングをしているのか」という質問を受けた。
それに対して、「過去私は何も別のトレーニングをしたことが無い」と答えた。
自分のやることにふさわしい体力は、自分のやることの積み重ねで付く、という考え方だ。
だからその意味で、その練習を沢山するだけだ。
とは言うものの、今年はさほど身体を動かしていない。
今年はこの合宿が一番動かしたかもしれない。
私の場合は身体を動かしていると、色々なアイディアが湧くが、じっと座って考え事をしてもはかどらないのだ。
棒の稽古で、相手に倒されてからの返し技。
その身体の使い方の、身体の分かりやすい使い方を発見した。
この発見は、スタンダートになるだろう。
寝転んでいると、床面が背中にくっついている。
だから、身体を動かしにくいという反面、背中を知覚しやすいという利点もある。
それを利用するのだが、今までは縦系の連動の延長ということでやっていたが、その縦系の連動そのものの床利用の方法を組み合わせれば、ある意味で誰にでも分かりやすいと言うことを発見したのだ。
そのワークも東京でのワークショップでやろうと思う。
だから、床で痛くないようにタオルなり、小さなマットなりが必要だ。
岡山ワークショップ
9月21.22.23日
http://workshop.digiweb.jp/