やっとペースがもどった

沖縄ワークショップ
7月25.26.27日
http://teedasmile.exblog.jp/19926879/
肘関節決めからの脱出をすることで、「自分の肘はどこ?」ということになる事を知った。
つまり、身体が何のリスクも無く身体として有る時は、有る程度「肘」とか、身体の部位を認知出来たとしても、そこに新たな刺激や、身体が変形すれば、たちまち、その程度の認知感度はゼロになる。
それどころか、痛みや窮屈な身体の姿勢に対しての抵抗の方が強くなってしまう。
だからこそ、それを稽古で乗り越えていかなければならないのだ。
そこで改めて、シンプルな肘の操作へ戻る。
そうすると、先ほどの窮屈さとは違うから、スムーズに出来る。
こういった稽古法が大切なのだ。
後半は、足のねじれから「膝」へと進んだ。
マルセイユから来た総合格闘技の男性が、私に肘関節を決めるのを試したいと言った。
みんなニヤニヤして見守っている。
どうなるのか皆は嫌というほど知っているからだ。
指導通りの方法で脱出しながら、1メートル90の男性は、後ろにひっくり返った。
大笑い。
「膝」をブロックしての膝の認識。
こんなシンプルな動作が一番苦戦する。
運動が何となく多かったら、やっている気になれるが、余りにもシンプルだと、出来ない、ということが、完全に自分に跳ね返ってくるからだ。
これから夕方からの稽古だ。
一応足の続きから初めて見よう。
しかし、この常連達は、ほんと一生懸命に取り組んでくれる。
組んだ相手と徹底的に工夫をしている。
最低5年間は続けてくれている人達だ。
外国の人に限らず言葉と実際との区別を分かっていない人がいる。
後半の稽古が終って、今回初めて皆でビールを飲みに行った。
「コンタクト」という話や、「丹田」の話を、今回初参加の人が振ってきた。
最初は相手をしていたのだが、切りがないので「あなたのいうコンタクトと、私の認識しているコンタクトは、全く違うから話は通じないよ。あなたがその違いを認識出来たら話をしよう」で終わらせた。
もちろん、それこそその意味は分からない。
膝のポイント認識から、片手片手捕りのストレッチ版へと稽古は進んだ。
今週末にはワークショップも終わる。
しかし、つくづくこういった贅沢な時間を作れる外国は凄いと思う。
朝からと夕方のワーク。それ以外は家族サービス。あるいは、一人ゆっくり海に入り時間を楽しむ。
参加者は決して富裕層の人ではなく、一般的な務め人だ。
秋にはパリ・ブリュッセルのワークショップがあるが、みんなは既にそこの予定の話しをしている。
ほんとに熱心だ。
東京ワークショップ
9月12.13.14.15.16日
岡山ワークショップ
9月21.22.23日

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