京都のワークショップ

4月28.29.30.5月1日京都ワークショップ
詳しくは
https://www.hino-budo.com/2014KyotoWS.htm
二人組の稽古を見ていると、人は意外と人に触れ慣れしていない事が分かる。
その事が、相手に違和感を与えてしまっている事が多いのだ。
触れ慣れしていないというのは、対人との具体的距離感が分からない。
それも他人に違和感を与える元だ。
切符を買おうと窓口で注文していると、後ろに違和感を感じ思わず振り返る。
すると、真後ろにおっさんが立っていた。
「おっさん、寄り過ぎやろ」
並んで待つ線はちゃんと引かれているが、自分が切符を買う事だけしか頭にないから、私の存在も線の存在も目に入ってないのだ。
何よりも、人の後ろに立てば、不快感を与える、ということを知らないのだ。
それが怖い。
少なくとも生物ではないということだ。
どんな日常生活を送ってきたのだろうと興味が湧く。
そういった、人との距離感を無視する光景は、日常茶飯事に起こっている。
それこそ不感症の人が多くなっているということだ。
若い人でも、電車の座席で隣に人が座って来ても、身じろぎもしない。全く何も感じないようだ。
まるで汚いものでも触るように、人の手を触る人もいる。
その人にはそんなつもりはない。
しかし、自分はそう表現しているのだ。
汚いものをつかんでいるのだ。
表現とは特別なものではあるが、こういったありふれた日常生活の中すべてにあるのだ。
そんな意味で、基本的な姿勢を見直す、仕草を見直す。
そういったことも「表現塾」ではワークとして行う。
だから、どんな人でも参加できるし、参加して欲しい。
身体に興味のある一般の方、プロのダンサーやプロのアスリート、演劇関係者、心理学、看護士や治療家etc.
どんな方でも参加出来ます。
目から鱗が何枚も落ちるワークショップです。

Follow me!