クリスマスイブ
クリスマスイブ。
これって、毎年書いているかもしれない。
余りにも時間が早すぎて、たった1年前のことを3,4年くらいに思ってしまう。
先日、あることに気付いた。
自分自身はどこに行くのだろう、ということでだ。
何か見付けなければ、と思いながらも、目の前の事を消化、あるいは、取り組んでいるからだ。
しかし、思わぬところに未来があった。
あったのだ、つまり、過去にあったことに気づいたのだ。
武道に取り組み、徹底的に稽古をしていた頃、その頃の自分。
それが実は、自分が求めていることなんだと気付いたのだ。
こういった事は、個人的なことなので、みんなに適応するのかと言えば、そうではない。
しかし、ある意味できっと自分自身の過ごした時間の中に、どこへ行くべきかのヒントはある。
ただ、そこに好き嫌いとか、様々な自分の選り好みのフィルター、世間の情報に流されるから、見えなくなるだけだ。
先の事は、幾つ何十になっても気になるものだ。
それが度を越すと不安となる。
そうすると保険屋の餌食になるのだ。
その意味で、私に不安が無いのか、と言えば「有る」。
だから、どこへ向かうのかに集中して、生きる必要があるのだ。
クリスマスイブ。
今日は、大阪教室の忘年会だ。
大阪教室は、何時から始めてのかは、最早忘れてしまった。
24.5年前かな。
体育館でのセミナーから始まった。
思えば、これも偶然だった。
人に教える為に、武道を探求していたのではなく、自分が探求したいからしていただけだ。
そこに押しかけ生徒のような形で、人が集まりだしたのだ。
それが、今日の大きな広がりをもたらしてくれたきっかけだ。
人の集まりは、人を大きく成長させる。
付き合うために、色々な工夫を要求されるからだ。
つまり、変化に対応する能力を発育させるのだ。
その事が、絶滅せずに済む、生き抜いていく自然の知恵の一つでもある。
う~ん、こんなことは、昨年のクリスマスには頭に無かった。
ということは、視点が少し成長しているということだろう。