母は強し安藤美姫

全日本女子フィギアースケートの、ショートが幕を開けた。
安藤、浅田、村上、鈴木選手の滑走順だ。
良い雰囲気は、案の定全員に伝染した。
安藤美姫選手の、今までとは全く違う安定した雰囲気は、お母さんになったせいかもしれない。
安藤選手がトップで会場を魅了した。
その流れが、全ての選手に良い緊張感をもたらしたのだろう。
誰も大きなミスが無く、その意味でも素晴らしいショートプログラムだった。
素人目には、それこそ甲乙付けがたい争いだったのではないかと思った。
浅田選手が3アクセルを跳び、高度で丁寧なステップワークが、差になって現れたのだろう。
素人の目か見ると、前回の福岡グランプリやNHK杯の方が、身体に一体感や充実感があった。
まあ、しかしショートトップには違いないので、結果良ければ全て良しだ。
では、今から男子フリーだ。
オリンピック代表が決まる、というプレッシャーは最高潮になっているだろう。
そのプレッシャーを制するのは誰だ。

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