成果あり!!

89回目の「武禅」終了。
毎度のことながら、3連休だから車も熊野古道を歩く人も多い。
そんな中、遠くはカナダ、フランス、熊本、関東方面から、初めての人も含め14名参加してくれた。
どんなかげんかは分からないが、多分近々の行会から比べると、一番成果が上がった行会になったのではないかと思う。
それは女性が男性よりも多かったことも影響しているだろう。
山口から参加している青年が、一番最初に見違えるようになった。
この青年は数年前の、岡山のワークショップで出会った。
染み付いた自分の殻が、他人から見れば自意識過剰で挙動不審に見える。
もちろん、当人も明確では無いがそのことに気付いている。
その殻を打ち破るべく「武禅」参加だった。
人はどんなキッカケで変化するかは分からない。
一番変化しないのは、直球だ。
つまり、この場合だと「殻を破る」という事に真正面から向かうことだ。
どうして駄目かというと、「殻」というものが「有る」のではないからだ。
当たり前の事だが、それはただの概念であって、実体ではない。
何かの行動を起こした時、ブレーキをかけるという実際があるだけだ。
だから、何かの行動で一歩踏み出せる状況を作る必要があるのだ。
但し、その何かの行動というのは、何が適しているのかは分からない。
だから、様々なアプローチが必要になる。
そして、一歩踏み出せたという、第三者も実感した言葉が必要だ。
今回は、それが上手い具合に作用したのだ。
それも出会いの妙というものだ。
そういったことは、場に大きく影響し、良い方向への連鎖のきっかけになった。
女性が多かった事は、何時ものお通夜のような雰囲気に歯止めをかけていた。
結果、行会後の宴会は、連日3時30分頃までに延びた。
何時もなら時計を見ながらの宴会になるのだが、今回は気が付けば「えっ、3時30分、早く寝よ」という感じだった。
男性が多いと、どうしてお通夜のようになるのか?
そもそも、行動そのものが画一化されているからではないか?
女性でも、特に子供を持つ主婦になると、日常が様々な作業があり、それをこなしている。
だから、頭が柔らかいし腰が軽い。
それだけを取って見ても、男性と女性の違いがある。
もちろん、頭の柔らかい腰の軽い男性もいるが、大方は重い。
場が変われば、自分の役目や何をしていいのかが分からないからだ。
それこそ、自分の殻の中で、自分勝手に悶々としているだけだ。
場は常に動いている。
もちろん、その事は男性に限らず誰でも知っている。
知っているだけで、自分が今いる場も動いているということを分かっていない。
だから、考えなければ出来ない、意識しなければ出来ないになっているということだ。
そんなことを考えると、本当に仕事が出来ているのか疑問だ。

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