言葉と実際

■福岡ワークショップは7月12.13.14.15日です。
http://d-codex.com/

言葉を理解できなくても良い、理論を知らなくても良い、ただ、自分がそのことを出来るようになる事が大事だ、と私は考える。
私は、ただ出来るようになりたい、出来たいだけだ。
あなた達が、いくら言葉を並べても、私に説明を求めても、全ては自分の頭で解釈しているだけだから、絶対に出来るようにはならない。
でも、あなた達も出来るようになる。
それは凄く簡単だ。
今すぐ、言葉を排除すれば良いだけだ。
そんな話から今日は始まった。
今日から参加する人には、少し敷居が高いが流れだから仕方が無い。
何故か今回は、深い話が続く。
昨日の続きの肘当て六法を少しやり、その要素を説明し、要素から応用へと発展させた。
続いて定番のストレッチ。
そして、そのストレッチされた姿勢のままで歩く。
前に立つ人を押して行く。
足を動かす時は、上半身を動かしてはいけない。
これが難しい。
上半身は無意識的に動いてしまうのだ。
そういう具合に、身体に集中することに意味がある。
もしかしたら、今バレンシアでやっているワークは、日本でのワークよりも高度かもしれないとふと思った。
やっている事は同じなのだが、細部の点検をより厳密にしているからだ。
今回の福岡や沖縄でのワークショップも、この高度さでやってみようか。
夜からは、腕のねじれだが全身に連なるねじれを感じ、そのねじれが戻るように身体を誘導する。
しばらくやらせてみると、「自分のやりやすいように、自分が勝手に思った通りに」やる人が多い。
もちろん、それは駄目だと知らない人は仕方が無い。
何度か見本を見せて、駄目な理由を納得させまた始める。
適当にやった時点で、次は猛スピードでねじれを繰り返す。
そして、またゆっくりと。
そういったことが、身体に定着していく稽古だとは、全員知らない。
多分、日本でも同じだろう。
自分のやりやすいように、やりやすいスピードで繰り返す。
あるいは、考えながら動く。
だから、身体には新しい事は定着しないのだ。
定着させるには、定着させる方法が必要なのだが、身体を使って何かをする人は、意外とそのことを知らない。
全員で汗を流して、猛スピードに挑戦した。
そうすると、やはり身体への定着率が良い。
片腕のねじれから両腕、そして、前方からの突きを入れたねじれからの脱出。
今日は、相当に汗をかいた。
ワークショップも後半だから、密度やワークのスピードはどんどん進む。
■沖縄キジムナフェスタ・ワークショップ
7月20.21.22日です。
http://hinows.ti-da.net/
■ 9月13,14,15,16,17日、定例の東京でのワークショップが決まりました。
場所も、何時もの新木場マルチスタジオです。
詳細がきまりました。
https://www.hino-budo.com/index.html
お知らせにあります

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