緊張は
■福岡ワークショップは7月12.13.14.15日です。
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緊張する。
そうすると、身体が固まる。
不安になる。
身体が固まる。
構える。身
体が固まる。
何か特別なことをしようと思う。
身体は固まる。
つまり、人の心理や思考、思いが、身体を固まらせるということだ。
緊張しないように、と思うと身体は固まる。
間違わないように、と思うと身体は固まる。
その意味では、人はやっかいな動物なのだ。
単に身体が固まるだけなら、その後緩むことも出来るが、それが重なると何かしらの症状につながり、そこに病名がのってくるのだ。
これもバランスだ。
健康体から、知らない間に徐々に固まるが蓄積される。
だから、自分でも気付かない。
症状が出た時点で、身体を痛めつけていたことが発覚する。
こればかりは、原因は千差万別で特定できない。
教室で、「力んではいけない」というが、それは例えば会話をしている時は、百%理解出来ているし、そうだろうと納得もしている。
しかし、実際に突くとか、投げる、それらの受けをやったとき、身体はガチガチに固まっている。
しかし、不思議なことにそのことは、当人は知らない。
力比べをしている自分に気付かないのだ。
最早病気だ。
もちろん、病気ではない。
頭での納得は、自分自身のクセや習慣に対して、完全に無力なのだ。
身体が固まっている時、思考も停止しているのだ。
だから、自分が今何をしたのかは、全く分かっていないのだ。
その後、改めて「力んでは駄目」と注意をする。
ハイとにこやかな返事をくれる。
決して、その人は嘘をいっているのではない。
自分に気付かないのだ。
だから、誰かがどうにかすることは出来ない。
仕方が無いのだ。
では、最初から柔らかい動きを要求される、例えば「太極拳」などをやれば、その固まるとか緊張は治るのか、と言えば、Noだ。
柔らかいような素振りの、硬い緊張した太極拳になるだけだ。
以前、空手歴数十年の方が、太極拳をやりだした。
それを拝見する機会があったが、どうみても空手だった。
そうは簡単に、緊張や身体が固まるクセなどとれない、という話だ。
なぜなら、そういう思考のクセ、価値観を持っているからだ。
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