アンディー・サワー

色々な縁が重なって、昨日は後楽園ホールでアンディ・サワーの試合を見て来た。
研ぎ澄まされた動きは、「やっぱり凄い」。
対戦相手が、パンクラスの選手だった。
それを見ていて、やはり立ち技専門と、総合とでは、いくらパンチやキックの共通項があるとはいえ、全く違う代物だと感じた。
立ち技の専門家に、立ち技だけでの試合は、総合にとってやはり不利だろう。
今回のルールのことを詳しくは知らないが、シュートとパンクラスの対抗戦と銘打っていたが、総合には不利だということは歪めない。
専門という事は、その反射、反応が身体の隅々まで行き渡っている。
アンディに関してはパンチのスピードが半端では無い。
パンクラスの選手は、振り回しはするが、パンチに全てをかけていないから、質が全く違う。
もちろん、総合でもそれくらいのパンチを出せれば、それだけで相当の武器になるのだが、やはり寝技に持ち込んだり、締め技がメインになっているのだろうから、中々難しいのだろう。
全く別の話になるが、その深夜水泳の入江選手。
日本の背泳を背負うエースだ。
その彼が、4月の競技会で負けた。
敗因はバサロにあった。
本人曰く「バサロが苦手」ということだった。
そして、驚いたのが息を止められないことだった。
世界のトップに並ぶのに、そんな簡単な事が?と思わず笑った。
しかし、それが天賦の才があるということだ。
何よりも、その1ヶ月後の5月の大会では、バサロを改良、息を止める技術も習得。
日本一に返り咲いた。
そのバサロの改良は、世界一への伸び白を含んでいるということだ。
天才なのだろう。
同じように、アンディもきっと選ばれた者なのだろう、という印象だ。
他の日本のシュートの選手とは、明らかに質が違っていた。
言葉としては「強い」で一括りになるが、気持ちの強さも含めて桁違いだった。

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