法政大学で
今日は法政大学でシンポジウム。
学校教育と武道ということだそうだ。
話としては、いくらでも語れる、かな?
しかし、実際問題としてはかなり難しい。
それは根本的に「武道って何?」とした時に、定義付けが無いからだ。
各々が「武道とは」と言っており、それを判断する側が、そうかそうか、となっているだけだからどうにもならない。
そんな曖昧な状態のものを授業として導入する、いやしている、というのが分からない。
もちろん、そんなことは私が言ってみても、何も始まらない。
偉い人が考えてくれれば良いことだ。
しかし、午前中に法政大学に行けないのが残念だ。
基調講演で「江戸の養生」と題して、田中優子(法政大学 社会学部学部長)さんが、『新撰病草紙』や『人倫訓蒙図彙』などから、江戸時代当時の病と、それに対応する医者の種類や医療のありかた他を語ってくれる。
これを知りたいと思っていたのだが。
まあ、その後もきっとおられるだろうから、色々と聞いてみよう思う。
私は「武道は相互の関係性」という切り口を持ってこようと思っている。
自分勝手に動くな、とか、相手を判断するな、という実践的な話だ。
その根底には「他人は自分の思うように動いてはくれない」があるからだ。
だから、諦めないで「どうすればよいのだろう」という考え方のクセを付けなければならない、という感じだ。
果たしてうまく流れるか?やってみなければ分からない。
■医療や介護の現場に即したワークショップを開きます。
3月16日東京。詳しくは下のwebページで。
http://realcontact.jimdo.com/
■5月2.3.4日は京都での3回目になるワークショップを開きます。
https://www.hino-budo.com/index.html
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