今日は
今日は、年二回行っている特別養護老人ホームの幹部研修だった。
もう何回目になるだろうか。
徐々にではあるが、現場で研修の効果は出ているそうだ。
一人の女性は、見違えるように成長したそうだ。
それは、彼女が仕事を「自分の問題」として、捉えられるようになったからだ。
そういった人がどんどん増えれば、ホームに入っている人達は、こころを穏やかに日々を過ごす事が出来る。
その成長した女性は、研修中の言動を観察していたら、それはよく見える。
システムが人の能力を劣化させるのだが、劣化した人が多い場合、システムに頼る他は無い。
この悪循環をどう断ち切るか、が大きな課題だ。
今日は、ここから入った。
幹部達だから、考えなければならない問題だからだ。
26日に、大阪の大学で講演を頼まれやってきた。
それを受けた大学生の感想文を見せて貰った。
中々面白いところに目がいっている人と、私の話の全てに反論している人。
多種多様で面白い。
ただ、言葉の端々に引っ掛かっている人、つまり、重箱の隅だけを見ている人だ。
その場合、全体が全く見えていない。
だから、前には進まない。
もちろん、それも自由だ。
でも、それではどんな仕事も出来ない。
それも、社会に出てから気付けば良い。