終わりに出発
よっしゃ~、泣いても笑っても、今日が終わり。
出演者はきっと色々な意味で反省もあれば後悔もあるだろう。
しかし、そういう毎日の繰り返しが成長の為の材料になる。
反省もなければ後悔も無い、いわゆる自分の周りに対して無関心な生活、あるいは、自分だけのくだらない思いの中だけの生活では、何年たっても何も起こらない。
今回は、若い人達が多数参加している。
その若い人達が今回の出演で、自分の思い以外の何かを感じ取ってくれたら、公演の意味もあったというものだ。
大学生のチア達が、高原さんを羨望の眼差しで「自分達の周りに、こんなきれいな女の人はいません」と言っていた。
それも、自分達の世界だけではなく、他の世界もあるのだ、という認識の一つだ。
高原さんは、前回の公演も出て貰った。
前回も感じていた事だが、彼女のセンスは抜群だ。
何も言わなくても、場の流れや、場そのものを把握していて、的確な動き場所を選びとっている。
こればかりは、習って、あるいは学んで出来るものではない。
そんな彼女と、他のダンサーとの違いは、言葉数と言葉の種類が違う。
彼女は、言葉の数は少ないし他の人とは違う。
あまり、論理的な日本語を使わない。
だから、その分こころが通いあう。
彼の山田勇気君は、今札幌で振付の仕事をしているので、観にも行けないと悔しがっていたと聞く。
今から準備して出陣だ。
(写真はリハーサル中の太鼓衆一気)
11月29.30日
埼玉・彩の国小ホール
開場19時00分開演19時30分
http://www.real-contact.jeez.jp/index.htm