等身大の裸を
今日、役者の武田さんがフィンランドから帰国した。
明日から平岡さんと組み稽古をする。
本人の顔を見たら、色々とアイディアが膨らんで来る。
とにかく、舞台稽古までに組み稽古を練っておいてもらう。
ダンサー達は、リハーサルを重ねない分、緊張感が高まって来ているから面白い。
ある意味で、リハーサルは段取りを記憶するだけに終わる事が多い。
また、慣れてしまってそこに現実感が出ないことも多い。
だから、今回はあえてリハーサルという時間をとことん排除した。
段取りの問題ではなく、本人の舞台という場に緊張感を持ちこめる事の方が大事だからだ。
一生懸命頑張っています、という幼稚な舞台も、舐めきって保育園の保母さんが園児に見せているようなお遊戯も見たくない。
等身大の裸の情熱を見せて欲しいだけだ。
英語の魔女と、日本語のマクベス。一寸面白いぞ!
11月29.30日
埼玉・彩の国小ホール
開場19時00分開演19時30分
http://www.real-contact.jeez.jp/index.htm