見られるな、見せろ
本番が近づく高揚感は格別だ。
沢山の、そして初めて会える人。
舞台と観客とに分かれてはいるが、そこに絆を築く。
もちろん、既成の絆ではない。
舞台からちゃんとコンタクトが取れての絆だ。
「見られたらあかんで、見せなければ」
その為には、本当の意味で客観的な視点を持たなければならない。
しかも観客からの視点だ。
その言葉は、表現の世界ではゴロゴロ転がっている。
しかし、その実際を見た事が無い。
それは何故か?観念の世界の話だからだ。
それならいくらでも、誰でも言える。
舞台は実際でなければ意味が無い。
実際が無いのは、教則本が無いからだ。
何故ないのか。実際が無かったからか、そういった考え方がないからだ。
同じように「聴かれるのではなく、聴かせ、だ」
そうでないなら、人の前で演るな。
11月29.30日
埼玉・彩の国小ホール
開場19時00分開演19時30分
http://www.real-contact.jeez.jp/index.htm