表現は
今日はフランスから若者が参加してくれた。
タイミング良く、「武禅」に参加していたフランスに住む彫刻家や、カナダの治療家も、帰国間際に教室に参加していた。
言葉は通じないよりも通じるに越したことは無い。
しかし武道のややこしい話は、パリに参加すると言っていたので、そこでフランス人で常連になっている古い人や、各ジャンルの先生方に聞くのが一番だからだ。
こちらの武道への思いと、どう受け取っているのは別だ。
その意味で、受け取っている側の話を聞く方が誤解が少なくてすむのだ。
一般的に、こちらの思いを述べて満足する。
しかし、思いの大方は届く事は無い。
だから、思いよりも「実際」を介して、その実際をどう捉えるのか、どう捉えたのかを検証し、「実際」をそう捉えるのならば、という客観的視点が必要だ。
それが、表現されたものと、表現しようとしていることの隙間を埋めるのだ。
人は、それぞれに感覚や感性が違う。
だから、頭の中にある、身体の中にある「思い」が伝わると思う方が異常だということだ。
11月29.30日
埼玉・彩の国小ホール
開場19時00分開演19時30分
http://www.real-contact.jeez.jp/index.htm