ワークショップが近づいた
今日はゲネだ。
開演に合わせ7時からだ。
今日の打ち合わせでは、作品は出来上がった。
もちろん、打ち合わせでは、だ。
一応削ぎ落とすところは削ぎ落としている。
しかし、ゲネで通さなければ分からない。
いくらパーツを完成させても、全体としてどうなのか、なのだ。
マーツのご両親が、今日京都に着いた。
オーストラリア観光からの続きだ。
26日から和歌山の道場に招待することになっている。
だから、残念だが安藤さんの公演の楽日には立ち会えない。
残念で仕方が無い。
作品は、大体が楽日に出来上がるからだ。
ライリーは途中で疲れが出たが、今は絶好調だ。
今日は1時入りで、昨日の打ち合わせポイントを全てチェックする。
「この言葉で、舞台に反映するのか」をだ。
それぞれの持っている人生、世界が違うと分かるだろうと思っている言葉が、全く通じないこともある。
その意味でも、今回は勉強になっている。
哲学的な言葉、文学的な言葉など、深い言葉が沢山あるが、それが身体に反映するのは稀だ。
もっともっと日常的な言葉なら、身体に反映する。
この作品で何を語りたかったのか、ということと、舞台そのものを創り上げるのは全く関係が無い。
そこを熟知していないと、とんでもないことになる。
東京のワークショップが近づいて来ている。
そう言えば、先日私と近い年齢の治療家が教室に参加していた。
縦系の連動や胸骨操作に初めてチャレンジし、その感想は「気持ち良かった」だった。
それは、日頃使っている部位と全く違う部位に注意を集め、そこから身体をコントロールしていくからだ。
そんな新鮮な刺激をワークショップでは楽しんで欲しい。
9月15.16.17.18.19日東京ワークショップ
https://www.hino-budo.com/