言葉と実際

安藤さんのリハーサルも一寸一休み。
今回のリハーサルの手伝いは、大いに勉強になっている。
どの言葉の指示が、的確なのか。
あるいは、指示されたことは、どれほど維持できるのか。
つまり、集中できるのか、だ。
色々試していく中で、言葉が絞り込まれていくのが面白い。
島地君の身体がダイナミックに、大きな身体がより大きく見えるのは、こちらとすれば嬉しい限りだ。
安藤さんも、どんどん精彩を放って行く。
3人のコントラストということを頭において、言葉を選んで行く。
それが舞台に現れてくる。
それこそクリエーションだ。
やはり、一流の人達は凄い!
指示されたことが出来る、というのは素晴らしい。
言葉は具体だということを、改めて感じる。
だから、通じなかった言葉はどんどんそぎ落とされ、実際に必要な言葉以外は残ってこない。
実際言葉が増えれば、混乱が増して行く。
自分が何を言いたいのか、という視点ではなく、相手にとってどの言葉が必要なのか、の宝探しゲームだ。
厳しい中にも遊びが入り、今回助手で参加している美緒ちゃん共々楽しめている。
明日は東京教室だが、何だか1年も2年も間が空いているように感じる。
それほど、今夏は充実し忙しかったということだろう。
東京のワークショップの申し込みも、ボツボツと出てきている。
こちらも宣伝しなければ、と思うのだが、手が回らない。
嬉しい悲鳴だ。
9月15.16.17.18.19日東京ワークショップ
https://www.hino-budo.com/

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