京都!
蒸し風呂の京都へ。
合宿を終え、今は京都。
京都芸術センターで行う、安藤洋子さんの公演の手伝いだ。
お盆真っ只中だけあって、列車も新大阪駅も京都も超満員だ。
道場は大雨で被害が出るほどだったのが、ここ京都は嘘のように晴れ渡っている。
その分、京都特有の蒸しムシさだ。
約半世紀前、先斗町にいた頃の夏を身体が思い出していた。
舞台監督の関さんと、昔話に華が咲いた。
関さんは、元々音楽畑だ。
だから、私のジャズ時代や、その頃の名物制作者、舞踏や阿部薫など、共通の知人が沢山いる。
「あのエネルギーが現代に欲しいね」
クリエーションは順調に進んでおり、色々な実験を繰り返している。
安藤洋子さんの目的は、3人の様々な関係性だ。
それが観客から見えるようにしたいのだ。
その為に、どのようにすれば良いのか、そこにアドバイスをどんどん出す。
ライリーとは、4月のフォーサイスカンパニー以来だ。
相変わらずキレのいい動きをする。
彼にとっては、安藤さんとは初めてのクリエーションになるので、その繋ぎ役も兼ねている。
島地君も飲み込みよく、どんどん良い舞台になっていく。
3人3様の個性がもつれ合う姿は、非常にスリリングだ。
今日は、今からクリエーションに向かう。
今日の夜には酒井はなさんも見学に来て、賑やかになる。
「暑い!それならカレーだろ!」
9月15.16.17.18.19日東京ワークショップ
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