やり続けたら

鉄棒で飛行機飛びをし、多分クラスで一番飛べた。
そのことから、もしかしたら運動能力が優れているのかも、と思ったと先日書いた。
そう、物事はやってみなければ分からないし、やってみても分からない事が多い。
この鉄棒にしても、飛行機飛びが出来るようになるまでは、運動能力は低い、つまり、自分はかなり鈍クサイと思い込んでいたのだ。
でも、鉄棒にぶら下がって、といっても高鉄棒ではなく、足が付いている低鉄棒だが。
その鉄棒にぶら下がって、恐々やってみると意外と楽しかったのだ。
で、どんどん興味が湧き、結果飛行機飛びが出来るまでになった。
しかし、これも鉄棒にぶら下がった時、楽しくなければそこでやめている。
もちろん、もっと出来るようになっていても、止める様な理由はいくらでも湧いて来ただろう。
であれば、自分の運動能力は優れている、ということなどとは思いもしなかった筈だ。
もちろん、飛行機飛びが出来たくらいで、運動能力が優れていると思えるほど能天気だったという事もある。
しかし、鉄棒にぶら下がり、出来るようになるまでやり続けたから、運動能力が開発されていったという事も言える。
やり続けるということは、何かを生み出すし何かを諦めさせてくれるものだ。
それを中途半端にやっていては、何一つ発見させてはくれないし、単なる時間の消費以外の何ものでもない。

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