フォーサイスと再会!

降雪の為にヘルシンキで飛行機の中に缶詰状態になった。
朝5時30分に起きたので、睡魔が襲う。
で、とにかく寝た。
目が覚めても飛行機は動いてはいない。
そんな事を3度くらい繰り返した時、やっと飛行機は出発した。
約1時間30分遅れだ。
フランクフルトの街は良く知っている。
タクシーを拾って、そのままホテルに直行。
荷物を整理し、フランクフルト中央駅へ。
トラムのチケットを1週間分購入。
その足でフォーサイスカンパニーのスタジオへ急いだ。
街は緑が溢れ、サクラの花も咲き誇っている。
ヘルシンキの真冬からいきなり春だ。
トラムに乗り見覚えのある駅で降りる。
確かカンパニーのスタジオはこちらだった。
良い天気だから、誰かは外に出ているだろう。
そんな情景を描きながら歩く。
まず、アンデルとティルマン。えっティルマン?
「どうして、スエーデンのクルベルバレエだろう?」
ティルマンは笑っているだけだ。
次にアマンシオ、エマちゃん、シリル、そしてヨネ、アムステルダムからはエイミー親子。
次から次に見知った顔が出て来る。
そしてファブリズにヤニス。
「一寸待て、二人はdesingelでワークショップだろう」
「キャンセルしてきた」
「ええ~いいのか?」
「ワオー!!!」という感じだ。
スタジオに入るとフォーサイスがいた。
彼とは入れ違いばかりで、3年ぶりくらいだ。
お互いに健康を喜んだ。
ダナもいた。
新しいダンサーも3人程いた。
とにかくワークが楽しい。
やっぱり、やっぱり取り組み方が違う。
全員が子供に戻ったように弾けていた。
胸骨操作からその一点を意識を使って動かす。
全員目が点。
しかし、それが見えるのだから凄い。
やっぱりフォーサイスカンパニーは最高だ。
安藤洋子さんがメールで、
「カンパニー全員が日野先生を待っています」
とあったのはその通りだった。
こんな気持ちの良い仲間はいない。
皆がアドバイスの仕合をし少しでも出来る事を自分のことのように喜ぶ。
そこが一番嬉しい。
今回のワークで改めて気付いたことは、言うまでも無く彼らは特別だという事だ。
ワークを終えると、安藤さんがコロッケを作ったからと家に誘ってくれた。
島地君も合流し、ひとしきり表現論に花が咲いた。
夜11時も過ぎ、メトロに乗ってホテルに帰った。
明日もリハーサルがあるので午後2時からだ。
少しゆっくり出来る。
4月20日からの京都ワークショップ
「身体と向かい合う3日間」のお知らせ
https://www.hino-budo.com/2012-KYOTOWS.htm

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