マニュアルの続き

昨日のマニュアルの話は、色々なところで当てはまる。
いわゆる各種専門学校を卒業して、実社会に出る。
その専門学校で習ったことが、そのまま直ぐに役に立つと思っている、思い込んでいる人が多い。
むろん、直ぐに役立つような職種もあるのだろうが、大方が役に立たない。
しかし、専門学校ではなく、四年制の大学を出て来た人達は、もっと直ぐに役に立つと思っている。
だから、扱いが難しい。
自分の不注意でとんでもない事故が起きても、ことの重大性を全く分からない人もいる。
クビになるだけなら良いが、会社にも周りの人達にも迷惑をかけていることすら分からないのだ。
何の話かと言うと、介護の話だ。
介護に何を求めるかというと、家族以上の愛情を持ったサービスだ。
介護される人の家族以上に、その人の事を気遣えるのか。
人を気遣った体験が山ほどある筈もない若者に出来る筈も無い。
むろん、家族に介護を必要とする人がおり、それを体験している人、それを体験し介護の世界に入っている人は別だ。
そして何かあった時、その責任を負えるのか。
その基本的自覚というか、覚悟も無く資格だけ持って、フラフラと福祉の世界に入って来る人が沢山いる。
その場合、自覚のある人との温度差は歴然としている。
むろん、そんなことには気付かないし、理解出来る筈も無い。
その温度差が組織に亀裂をもたらす。
すると、雰囲気が悪くなる。
次は、小さなアクシデントが起こる。
それが積もって、とんでもない事が起きるのだ。
特養の研修をしていて、そんな因果関係がよくみえる。
先日の研修は、この話から入った。
「介護を受ける人は、多分私よりも年上だろう。それなら、絶対に君から介護は受けたくないで。お年よりは口に出さないだけやぞ」

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