技術が出来れば

来週は年二回行っている特養での研修だ。
研修をしていて腑に落ちないことがある。
それは、例えば、介護のマニュアルがあり、そのマニュアルにある技術をすれば、介護だと思っているような感じがすることだ。
今日はその研修の打ち合わせで、認知症介護に関する専門的な冊子を見せてもらった。
確かにその通り、ということなのだが、それもどうも腑に落ちない。
何が腑に落ちないかというと、認知症という症例に対しての介護ではあるが、認知症を患っている「人」に対する介護ではないというところだ。
それは、先ほどの技術をマスターすれば介護だというのと変わらない。
よく医者のことを取り上げて、医者は病気を見るが人を見ないというのと同じだ。
どうしてこうなるのか。
主客転倒してしまう原因はどこにあるのかだ。
そこを究明して正してかないと、本当の意味での介護は出来ない。
介護の技術というワークは沢山あり、どれも間違っていないと思う。
しかし、介護される側の立場から見た介護技術であり、人を介護するとはどういうことか、というところを技術だけではなく、人そのものから考えなくてはならない。
それは、武道やダンスなども同じだ。
技術が出来れば「それ」なのか。
いま一度疑おう。

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