足取り

足を踏ん張っては駄目だ、ということで、足取りということを考えていた。
「足取りも軽く」という言葉がある。
それは、何かに対して、気持ちが最高に高揚している時の状態だ。
気持ちが高揚していると足取りは軽い。
つまり、目的そのものの自分になっている時だ。
たとえ気持ちの高揚が無くても、何だかんだと、目的に対して意識が働いている時ではない。
もちろん、足取りを軽く、を考えてはいけない。
足取りを軽くと思ってもいけない。
足取りを軽くとはどんなことか、と考えてもいけない。
つまり、足取りを軽く、というのは、その事に意識の方向が全く向いていない状態だ。
結局、身体の動きを意識すれば、身体は緊張する。
そこに戻る。
すたすたと歩むがごとし、五輪の書の一節だ。
全く違う視点から言えば、御殿手の故上原清吉師は、胸から歩くと仰っていたそうだ。
そこからも足取りは軽く、に辿り着ける。

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