服装は
21日からスウェーデンに発つ。
ただ、向こうの気候が気になり、フィンランドにいる生徒や、現地のダンサーから情報を集めている。
やはり、北海道以外では必要のない、フカフカの靴が必要なようだ。
帰国は12月4日だから、その時期ではおかしくないかもしれないが、出発する21日では一寸おかしい。
季節の違うところに旅をするのは大変だ。
昨日は夏の沖縄以来、久しぶりに安藤洋子さんから連絡が入った。
フォーサイスカンパニーが来年春頃に決まりそうだということだ。
カンパニーは忙しいのだが、ダンサーの入れ替えなどで、私のワークを受けている人と、受けていない人とは、共通認識がないので、チームとしてまとまりに欠けるという。
そんなこともあり、早い方が良いのだが、私が忙しく、春頃行く事に決まりそうなのだ。
思えば2005年に初めてフォーサイスカンパニーでワークショップを開いた時、フォーサイスが
「日野のワークは素晴らしいし高級だ。だから、色々なところに紹介したいが、私のカンパニーだから理解出来るけど、他のカンパニーでは無理だ」
と言っていた言葉を思い出す。
その当時は、フォーサイスの言う「他のカンパニーでは無理」というのは分からなかった。
それは、フォーサイスカンパニーのダンサー達しかしらないので、彼らがどれ程優秀なのかを分からなかったからだ。
それ以降、多くのダンサー達と関わってきた。
結果、明確に分かった事は、フォーサイスカンパニーのダンサー達は、感性の鋭い人達が集まっていたということだ。
なるほどフォーサイスの言うとおりだった。
私としては、感性の鋭い人と出会えたおかげで、私自身の鈍いところ、抜けている点を発見出来、色々と進化した。
そこの現場で起こる予期せぬことに興奮する。
今回の旅でも、感性をキーワードに出会いがあることを期待している。