終わった!

打ち上げは二次会までで終えた。
東京でのワークショップは、毎年始発電車まで、梯子をしていたが、私の次の仕事の都合もあり、二次会終電車までで終えた。
皆名残惜しそうにしていたが、大方の人は明日仕事なので、早く切り上げた。
「どうしても理解してくれない人と組んだ時、どうすれば良いのでしょう」
そんな話が、打ち上げの席で盛り上がった。
理解しようとしているが、理解できないのではなく、頭から自分勝手に、自分の都合だけでやる人のことだ。
先日、欲求と思っているの違いを書いたが、まさにそれだ。
欲求の人と、思っている人が組んだ時、必ずこういう状況が生まれる。
ただ、一般的には内心「やりにくい相手だな」と思うだけで、やり過ごしてしまうので、どうして相互にやり難いのかを解明するには至らないだけだ。
いわば、それが一般的な社会生活でもある。
しかし、「やり難い相手」が沢山いるのが社会だし、人生の中身だ。
自分の話す事が伝わらない、相手の話す事が分からない、というのも社会だ。
だから、そこをどう処理できるか、というのも稽古の内だ。
一つのテーマから、自分を見つめて行くのだが、テーマが出来れば良い、と思う人も沢山いる。
出来れば良い、と思っている人は、無意識的に「自分にとって都合のよい」条件設定をする。
そうした時、そこで出来た事から、何を得られるだろう。
得られる事は皆無だ。
「楽しかった」とはしゃげるくらいだろう。
また、出来た事を無限に応用出来る核にすることは出来ない。
逆に、同じ出来れば良いでも、「自分にとって都合の悪い」条件をどんどん設定して行き、つまり、自己を否定し続けられる設定をしていくと、もちろん直ぐに出来るようになることはない。
しかし、それが出来た時は、無限の応用性を持った核になる。
という具合に、取り組み方一つで全く異なった結果を生み出すことになる。
今回のワークショップは、過去最少人数だった。
その為に、例えば「胸骨操作」一つとっても、じっくり時間をかけ取り組めた。
おかげで、私も強烈な筋肉痛に見舞われた。
筋肉痛のことを皆に聞くと、やはり大方の人は筋肉痛が少ないし、皆無の人もいる。
それが、繋がって使えているか、自分の稼働の許容範囲内で、運動をしたかの違いだ。
そんなこんなで、今回の東京ワークショップは基本的な事を徹底して、楽しく幕を閉じた。

Follow me!