公演を観た人が
毎年行っている東京でのワークショップ。
今回は一寸受講者の色合いが変わっている。
それは、5.6月に行った公演が鍵だ。
その公演を観て感動し、今回のワークを受講しようと思ってくれた人。
また、そこに出演していたダンサー達と、一緒にワークを受けることが出来ると感激して受講する人。
そんな人たちも交じっているのだ。
そうだ、実は公演は終わっていなかったのだ。
もちろん、出演したダンサー達もきっと終わっていないだろう。
むしろ、始まったと思いたい。
それぞれがそれぞれの活躍する場で。
2幕目でフィチャーした俳優の平岡さんは、「あの緊張感と高揚感は、他の舞台では味わえない」と、その後の公演を経て語ってくれた。
「出来た」「出来ない」ではなく、難しいテーマにいかに取り組むか、そこだけが幕内での決まりだった。
だから、平岡さんは緊張感と高揚感が湧き上がり、山田君は戦場を作り出したと言ったのだ。
真剣にそのことに取り組む面白さ。
それを面白いと思えるこころの豊かさは、何事にも変えがたい。
しかし、それは自分自身で作り出すものだ。
そういうことの結集が今回の公演だった。
「自分の力で考える」
ダンスファンではない人をファンにしよう!という目的もあった公演は、こういった人がワークショップを受講してくれるのだから大成功だった。
9月の東京ワークショップは基本からみっちりいきます。
http://www.real-contact.jeez.jp/index.htm