音楽で言えば

音楽で言えば、非常に簡単に説明が付くようなことが、残念ながら身体系は、武道やダンスも含めて、音楽ほど発達していないので言葉が無い。
音楽で言えば、一つのスケールに対しての練習曲のようなものだ。
それを沢山こなすことで、コード進行を体感できるようになる。
また、音楽系ということで言えば、ドミナントモーションという考え方がある。
それは、ドミナントからトニックやダイアトニックへ移行するということで、不安定から安定へという雰囲気に移るということだ。
そのことは、武道におけるバランスを崩すということや、ダンスにおけるオフバランスということと同じだ。
そういった事も、別の角度からのアプローチだから分かりやすい、イメージし易くなるのだ。
という、置き換える、という作業が出来るか出来ないかも技術修得の鍵でもある。
と同時に、置き換えられるということは、そのことの本質を把握しているのかいないのかの判別にも繋がるのだ。
もちろん、この作業は知っているからといっても出来ない。
だから日頃から、どんなことでも置き換えて考えるという訓練が大切なのだ。
もちろん、その置き換えが正しいのか間違っているのかを、使うことで相手の反応から知るという作業も必要だ。
9月の東京ワークショップは基本からみっちりいきます。
https://www.hino-budo.com/2011Tokyo-WS.htm

Follow me!