久しぶりの東京
約一カ月ぶりの東京は賑やかだった。
昨年だったか、オランダのNDTカンパニーにヤニスとマーツが指導に行った事があった。
その時、胸骨トレーニングを始め、彼らの知っている限りの私の稽古を全部やった。
それを習ったダンサーが、2人参加してくれていた。
今日が楽しみだったそうだ。
「マーツはお母さんになるよ」
「えええ~うそ~」
他にダンサーや役者、総合格闘家、柔道等々、多士済々だった。
それらが入り混じって稽古をするのだから、どれほど面白いか。
総合格闘家とダンサーがくんずほぐれつで、ドッタンバッタン。
大爆笑だ。
久しぶりに、無条件で笑えた。
そんなに楽しく出来るのも、使い道が明確にあるからだ。
これを習ったら何か出来るのですか?というような、お子様ではないから、いくらでも楽しく出来る。
それぞれが公演があったり、試合が近かったりだから、何を得たいのか、が明確なのだ。
それぞれのテーマにあった吸収の仕方をする。
そんな姿は見ていても楽しくなる。
それをやっているのではなく、その先が見えるからだ。
9月の東京ワークショップは基本からみっちりいきます。
https://www.hino-budo.com/2011Tokyo-WS.htm