身体は盗まれない
久しぶりの本部の稽古、という感じだった。
投げの稽古は、倒れる起きるの繰り返しだから、結構体力が付く。
そうして動いているのが、本当に好きなのだ、と自分のことを改めて感じる。
自分は一体何が好きなのか?そんなことを時々考える。
うなぎが好き、トンカツが好き、色々あるが、本当なのか適当なのか定かではない。
そのあたりのことは、最終的にはどちらでもいいからだ。
私の中で、どちらでも良くないこと、それが身体が動くに関ることと、音楽だ。
そのどちらか、ということになれば、やはり身体になるだろう。
身体で身体を考えるのは、本当に楽しい。
誰にも邪魔されず、誰にも盗まれず、永久に楽しめるからだ。