バレンシア恐るべし
恐るべしバレンシア。
というのは、今日の稽古が終ってレストランに行った。
そのレストランは地元の料理屋で無茶苦茶美味しく、従業員は大阪的で色々なサービスをしてくれた。
もちろん、その話ではなく、レストランに行く道が博物館やオペラハウス等が建ち並んでいた。
しかもその建物は超近代的で、スペインという感じではなく、どちらかというとドイツ的な感じがした。
何でもバレンシアは、スペインで一番元気のある街だそうだ。
私達の泊っているホテルもアメリカ的だ。
ホテルの周辺は「ここはどこ?」という感じがする。
もしかしたらグァム?ハワイ?と思えても、ヨーロッパの街並みとは思えないのだ。
二日目も無事終わった。
初日は徹底的に膝、二日目は肘の使い方だ。時間がゆったりあると、一つの事に集中的に取り組める。だから、皆が何かしらを気付ける。そこがゆったりした時間のメリットだ。受講者の一人でベルギーから参加してくれている人は、何と5歳から柔術をやっているそうだ。だから私よりもキャリアが長いことになる。そんな人もいるから面白い。下手な誤魔化しは利かないのだ。そんな人程、徹底的に稽古をする。つまり、与えられたテーマをテーマなりに稽古をするということだ。大方の人は、私の指示する事が、自分のジャンルに似ているものであれば、直ぐに自分のジャンルの形式に持ち込む。今回参加している大方の人は、決してそれをしない。テーマとして取り組んでいる。だから、難しいということを熟知している。結果、出来ると思って取り組まない。そんな真摯な姿勢が嬉しい。明日から場所が変わる。大きな柔道場になるそうだ。柔道場は床が畳だから、色々とやり易い。クルベリバレエ団は、正式に決定しそうだ。そうなると冬のスエーデンということになる。どれほどの寒さかなのか。